HP ProBook 450 G9は、「価格は抑えたいけれど、仕事用にしっかり動くノートPCが欲しい」という人に非常に人気の高いモデルです。
ただ、G8・G9・G10と世代が並んでいるため、「どれを選べばいいの?」「G9って本当に買いなの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
私自身も中古PCを複数台使いながら比較してきましたが、結論から言うと最もバランスが良いのはHP ProBook 450 G9です。
HP ProBook 450 G9は2022年6月頃に販売開始されたモデルで「古すぎるモデルは不安」という方でも、G9であれば安心して選べる世代です。
本記事では、G9の特徴・スペック・実際の使い勝手に加えて、
- G8 / G10との違い
- どんな人に向いているか
- 中古で購入するときの注意点
を、できるだけ分かりやすくまとめました。
これからHP ProBook 450 G9の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
HP ProBookシリーズ全体の特徴を知りたい方はこちらもどうぞ。
👉HP ProBookシリーズまとめ(全体解説)
結論:HP ProBook 450 G9は「買い」?どんな人に最適か
結論から言うと、HP ProBook 450 G9は「価格を抑えつつ安心して長く使えるノートPCを探している人」には非常におすすめの1台です。
特に、次のような人に向いています。
- 中古でも安心して使える“法人向けモデル”を選びたい
- 12世代Core搭載で、動画視聴や事務作業だけでなく多少の重い処理にも余裕がほしい
- メモリ増設やSSD交換で後からパワーアップできる機種を選びたい
- 安いだけの“エントリーモデル”ではなく、耐久性と信頼性のあるビジネスPCを使いたい
ここから、理由をくわしく説明します。
法人向けモデルならではの「安心感」
HP ProBookシリーズはもともと、
- 企業
- 官公庁
- 教育機関
など業務利用を前提として設計されたモデルです。
そのため、一般的な家庭向けPCと比べて、
- シャーシ剛性が高い
- キーボードやヒンジが頑丈
- 長時間稼働を前提とした熱設計
- セキュリティ機能が豊富(TPM、指紋/顔認証モデルあり)
- 法人リース落ち品のため“使用履歴がはっきりしている”個体が多い
という特徴があります。
中古市場に多く流れているのは、
✔ リース終了 → 一括で放出 → 中古ショップが整備
という“安心できるルート”を通った個体が多いため、
- 出所不明のジャンク
- 個人売買のノークレーム品
よりも明らかにハズレを引きにくいのがメリットです。
12世代CPU(Alder Lake)の実力が光る
HP ProBook 450 G9の大きな魅力は、第12世代Coreプロセッサ搭載モデルであることです。
代表的なのは:
- Core i5-1235U
- Core i7-1255U
など。
第12世代から採用された
Performanceコア+Efficientコアのハイブリッド構成
により、
- ブラウザ作業
- Office
- Zoom/Teams
- 画像編集ライト用途
- 多数のタブを開く作業
といった実用シーンでの体感速度が大きく向上しています。
同じ「i5」でも、
- 10世代 i5 → 明らかに遅い
- 11世代 i5 → そこそこ
- 12世代 i5 → 一気に快適
という差があります。
新品の最新世代にこだわらなくても、
12世代CPU搭載の450 G9は“ちょうど価格と性能のバランスがいい世代”
といえます。
中古市場で「コスパが光る理由」
450 G9が中古で狙い目なのは、次の条件が揃うからです。
- 法人向けリースアップでまとまった台数が出回る
- その結果、価格が落ちやすい
- しかし性能は12世代で“まだ現役ど真ん中”
- キーボード・筐体もビジネス向けで耐久性が高い
つまり、
性能は高いのに
価格は“企業リース落ち価格”
というおいしいゾーンに入っているモデルです。
さらに、
- メモリ増設
- SSD交換
が可能な個体が多く、
低価格で買う
→ 必要なら自分で増設して戦力化
という戦い方ができるのも大きな魅力です。
先に知りたい人向け|“おすすめ購入先”はこちら
「細かい仕様はあとでよく読むとして、とりあえずHP ProBook 450 G9の在庫を確認したい」という方は、まずは下記のショップで検索してみてください。
PC WRAP(保証・整備品質を最優先したい人)
- 業界でも長めの最大3年保証が付く商品が多く、故障リスクを抑えられる
- 到着から7日以内なら初期不良返品対応(返送料ショップ負担)があり安心感が高い
- バッテリー・端子・内部クリーニングなど整備内容が明記されていて、「届いた時点で使える」状態で届く
PC WRAPは中古PC専門店として老舗で、最大3年保証・初期不良返品対応など保証体制が比較的手厚いのが特徴です。
まずは評価・保証内容を詳しく知りたい人はこちらも参考にどうぞ
👉PC WRAPの保証・評判まとめ
PC WRAP本店でHP ProBook 450の在庫をチェックする
👉HP ProBook 450 の在庫をPC WRAPで見る ![]()
楽天市場のPC WRAP店舗で探したい人はこちら
楽天ポイント・SPU還元を活用しつつ中古PCをチェックしたい人は楽天経由もおすすめ。楽天の大型セール時はポイントバック分で実質価格が下がることもあります。
👉HP ProBook 450 を楽天のPC WRAP店で探す
楽天で中古PC全体を比較したい人はこちらのまとめもどうぞ
👉楽天で失敗しない中古PC購入ガイド
クオリット(価格重視でも“状態の良い個体”にこだわりたい人)
- 外観ランクの表記が細かく、キズ・テカリなどの程度を事前にイメージしやすい
- 企業リース落ちの一括入荷が多く、同一モデルでも「状態で選べる」在庫が揃いやすい
- 価格は抑えめながら、実際に届く個体はかなり綺麗なことが多く、コスパ重視の人に向いている
クオリットは「安い」だけでなく、外装の綺麗さ・筐体コンディションの良さに定評があるショップです。
実際に購入した体験レビューはこちらで詳しくまとめています:
👉クオリットで中古PCを購入した正直レビュー
クオリットでHP ProBook 450の在庫をチェックする
👉 HP ProBook 450 の在庫をクオリットで見る ![]()
PC WRAPとクオリットの違いを3分で比較
結論としては、「保証の安心感で選ぶならPC WRAP」「価格重視で掘り出し物を探すならクオリット」というイメージです。
- 価格:PC WRAPは安定価格、クオリットはタイミング次第でかなり安い個体が見つかることあり
- 保証:PC WRAPは長期保証・説明が丁寧で中古PC初心者でも選びやすい
- 外観:クオリットは「実物がかなり綺麗」な個体が届くケースが多く、外装重視の人向き
- 在庫:どちらも法人リース落ち中心でコンディションは全体的に安定
※各リンク先では「HP ProBook 450」全体の在庫一覧が表示されます。検索窓で「450 G9」と入力すると、世代を絞り込めます。
PC WRAP本店でHP ProBook 450の在庫をチェックする
👉
HP ProBook 450 の在庫をPC WRAPで見る
クオリットでHP ProBook 450の在庫をチェックする
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HP ProBook 450 G9のスペック・仕様をわかりやすく解説
HP ProBook 450 G9は、15.6インチの法人向けスタンダードノートです。
「最新最上位ではないけれど、仕事用として長く快適に使える性能」を備えているのが特徴です。
発売日はいつ?
HP ProBook 450 G9は、2022年6月ごろに販売開始されたモデルです(第12世代Core搭載世代)。
ちょうどテレワーク需要が一段落した時期に登場したこともあり、法人向けリース機として大量導入 → 中古市場でも流通量が多いという特徴があります。
ここでは、購入前にチェックしておきたい主要スペックを、できるだけやさしく整理します。
CPU:第12世代Core(i5-1235U等)
HP ProBook 450 G9の大きな特徴は、第12世代Intel Core(Alder Lake)を搭載していることです。
代表的な型番は次のとおりです。
- Core i5-1235U
- Core i7-1255U
第12世代から採用された
- 高性能コア(Pコア)
- 省電力コア(Eコア)
のハイブリッド構成により、
- 複数タブを開いたWeb作業
- Zoom/Teamsなどのオンライン会議
- Office(Excel・Word・PowerPoint)
- 画像の軽い編集
といった実用的な作業が非常に快適に動きます。
「重すぎず、遅すぎず」
仕事用としてちょうど良い性能帯です。
メモリ規格 / 最大容量
ProBook 450 G9のメモリは、
- DDR4
- SO-DIMM
- スロット式で交換・増設しやすい
という点が大きなメリットです。
一般的には、
- 8GB搭載モデル → 最低ライン
- 16GB → かなり快適
- 最大 32GB まで増設可能な構成が多い
となっています。
Zoom・ブラウザ多数・Office同時利用などを考えると、
✔ これから買うなら 16GB以上
✔ 8GBモデルは後から増設前提
で考えるのがおすすめです。
ストレージ構成(SSD)
ストレージは高速なNVMe SSDが標準搭載されています。
- 256GB
- 512GB
- 1TB
HDD搭載モデルとは異なり、起動・アプリ起動・ファイルコピーの体感速度が大幅に高速です。
さらに、多くの個体ではSSDの交換や大容量化が可能です。
※SSDの詳しい交換方法や注意点は、下の「SSD交換・増設」セクションで解説しています。
重量・サイズ感
HP ProBook 450 G9は15.6インチ液晶搭載モデルなので、
- がっつり据え置き中心
- 持ち運びは「できなくはない」レベル
という位置づけです。
おおよその目安は:
- 重量:約 1.7 ~ 1.8 kg台
- 厚み:約 20 mm前後
「毎日満員電車で持ち運ぶ」よりは、
✔ 自宅やオフィスで据え置き
✔ たまに持ち運ぶ程度
という使い方に向いています。
ポート類(HDMI / USB / Type-C / SD)
HP ProBook 450 G9は、ビジネス向けモデルらしく周辺機器との接続端子が非常に充実しています。
追加のドッキングステーションを用意しなくても、外部ディスプレイやマウス、USB機器などを一通り接続できるレベルです。
具体的には、
- HDMI端子による外部ディスプレイ出力
- 複数のUSB-A端子でマウス・USBメモリなどを接続
- USB-Type-C端子(データ転送/映像出力対応モデルあり)
- 有線LAN(RJ-45)端子で安定したネット接続
- ヘッドホン端子
- さらに、モデルによってはSDカードスロット
といった構成になっています。
特に注意したいのがUSB-Type-C端子の仕様です。
データ転送は基本的に対応していますが、
- 映像出力ができるモデル
- 充電(USB-C給電)に対応するモデル
など、細かい対応範囲は個体差があります。
そのため、
👉「USB-C充電したい」「Type-Cでモニターに出力したい」
という方は、購入前に商品ページの仕様表やショップに問い合わせて確認するのがおすすめです。
HP ProBook 450のG8 / G9 / G10 の違い

HP ProBook 450シリーズは、G8 → G9 → G10と世代を重ねるごとに性能が進化しています。
ただし、「新しい世代=常にベスト」ではなく、価格とのバランスを見て選ぶことが大切です。
ここでは、購入前に迷いやすい3世代の違いを、なるべく分かりやすく整理します。
| 項目 | G8 | G9 | G10 |
| 発売時期(目安) | 2021年ごろ | 2022年ごろ | 2023〜2024年ごろ |
| CPU世代 | 第11世代(Tiger Lake) | 第12世代(Alder Lake) | 第13世代(Raptor Lake) |
| コア構成 | Pコアのみ | Pコア+Eコア | Pコア+Eコア |
| 体感性能 | 事務用途なら十分 | マルチタスクで快適 | G9より少しだけ向上 |
| 中古価格帯 | 安い | 価格と性能のバランス◎ | やや高い |
| おすすめ用途 | Office / ネット / 学習 | テレワーク / 画像処理 | 最新CPUを使いたい人 |
CPU世代差(ここが最重要ポイント)
各モデルの代表的なCPU世代は次のとおりです。
- G8:第11世代(Tiger Lake)
- G9:第12世代(Alder Lake)
- G10:第13世代(Raptor Lake)
特に大きな変化は、
⭐ 第12世代(G9)から「Pコア+Eコアのハイブリッド構成」になった
という点です。
そのため、
- G8 → G9 の性能差は かなり大きい
- G9 → G10 の差は 小幅な進化
という位置づけになります。
性能差(体感としてどう違う?)
実際の使い勝手でまとめると次のイメージです。
- G8(第11世代)
→ 事務作業中心なら十分 - G9(第12世代)
→ 複数作業・オンライン会議・画像処理でも余裕 - G10(第13世代)
→ 余力はあるが価格が高め
特に、
- タブ多数
- Zoom+ブラウザ+Office同時進行
といった現代的な使い方では、
🔥 G9以降は体感が一段上がる
と感じる人が多いです。
■ キーボード配列(中古購入時はここに注意)
ProBookシリーズは、
- 日本語配列(JIS)
- 英語配列(US)
両方の個体が存在します。
特に法人リース落ち品では、
- 英語配列の個体
- テンキーあり/なしの違い
が混在していることがあります。
👉 中古ショップの写真をよく確認するのが必須ポイントです。
配列は後から変更が難しいため、スペックよりも満足度に大きく影響します。
中古価格帯(狙い目はどれ?)
おおまかな市場感はこのイメージです。
- G8 → かなり安いがCPUが一世代古い
- G9 → 価格と性能のバランスが最良
- G10 → 新しいが中古相場がまだ高い
つまり、
💰 コスパ重視ならG9
最新性重視ならG10
とにかく安さ重視ならG8
という選び方になります。
こんな人にはこの世代がおすすめ
次の中で一番当てはまるものが多い世代を選ぶと失敗しにくいです。
✔ G8がおすすめな人
- なるべく安く買いたい
- Office・ネット・動画視聴が中心
- 中古でも気にならない
- 最新CPUでなくても問題ない
✔ G9がおすすめな人
- 価格と性能のバランスを重視したい
- Zoomを使いながら資料作成など同時作業が多い
- 数年間は現役で使いたい
- 中古でもなるべく快適に使いたい
✔ G10がおすすめな人
- とにかく最新世代CPUがいい
- 価格より性能を優先したい
- できるだけ長く同じPCを使いたい
- 中古でもほぼ新品に近い世代が欲しい
どの世代にするか迷ったら、次の基準で選ぶと失敗しにくいです。
- とにかく安さ重視 → G8
- 価格と性能のバランス重視 → G9(この記事のイチオシ)
- 最新世代・5年以上長く使いたい → G10
世代別・画面サイズ別に詳しく知りたい方はこちらも参考になります。
今あえてG9を選ぶ理由
G9を推せる理由はとてもシンプルです。
- 12世代CPUで性能は現役クラス
- G10より中古価格が落ち着いている
- G8より処理能力・省電力性が大幅に改善
- メモリ増設やSSD換装の余地があるモデルが多い
つまり、
🔷 「価格が安い」
🔷 それなのに「性能はまだ新しい」
という一番“おいしい世代”がG9ですが、
最新性重視ならG10・とにかく安さ重視ならG8を選ぶのも十分アリです。
まずは在庫と価格を見て、自分に合う世代を選んでみてください。
リンク先では「HP ProBook 450」全体の在庫一覧が表示されます。
検索ボックスで「450 G8 / G9 / G10」と入力すると、世代ごとの絞り込みができます。
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HP ProBook 450 G9のメモリ増設は可能?上限は?

HP ProBook 450 G9は、ユーザー自身によるメモリ増設が可能なモデルです。
あとから性能を底上げできるため、中古で購入する場合でも、「安い個体を買ってから増設する」という選び方ができます。
ここでは、次のポイントを分かりやすく解説します。
- スロット数
- デュアルチャネル対応
- 最大容量
- 自分で増設する場合とショップに依頼する場合の違い
スロット数
HP ProBook 450 G9のメモリは、
- ノートPC用 SO-DIMM
- DDR4規格
が採用されており、2スロット構成になっているモデルが一般的です。
そのため、出荷時の構成としては、
- 8GB(4GB×2)
- 8GB(8GB×1)
- 16GB(8GB×2)
など複数のパターンが存在します。
👉 空きスロットがある個体なら、メモリを1枚追加するだけで増設が可能です。
デュアルチャネル対応
2枚組(例:8GB+8GB)のように同一容量のメモリを2枚搭載するとデュアルチャネル動作になります。
デュアルチャネル化すると、
- 体感速度が向上
- 内蔵GPU(Intel Iris Xe)の性能が伸びやすい
というメリットがあります。
✔ 基本的には「同一容量 × 2枚」にするのが理想
と覚えておくと失敗しにくいです。
最大容量
最大搭載メモリ容量は個体や構成によって異なりますが、一般的には
⭐ 最大32GB(16GB×2)まで対応
のモデルが多く流通しています。
使用感の目安としては、
- 8GB → ブラウザのタブをたくさん開く人・同時作業が多い人には正直きびしい
- 16GB → 多くの人にとって快適に使える標準ライン
- 32GB → 画像処理・動画編集や複数アプリ同時起動でもかなり余裕がある
というイメージです。
16GBや32GBに増設したい人向けに、対応しやすいメモリをピックアップしておきます。
8GB×2(合計16GB)対応メモリ
16GB×2(合計32GB)対応メモリ
※搭載可能容量には個体差があるため、購入前に型番ごとの仕様を確認するのがおすすめです。
※対応するメモリのクロックも個体によって異なります。
購入前に「HP公式仕様」または「ショップの商品ページ」で、対応メモリ(DDR4-○○)を必ずチェックしてください。
自分で増設 vs ショップに依頼
メモリ増設には、次の2つの方法があります。
✔ 自分で増設する場合
- 費用が安い
- 好きなメーカーのメモリを選べる
- 裏蓋を開ける必要がある
- 分解が不安な人には少しハードルが高い
自分で作業する場合、次のような道具があると安心です。
ノートPC用 精密ドライバーセット
静電気防止手袋
✔ ショップに増設を依頼する場合
- 作業保証つきで安心
- 取り付けミスの心配がない
- その代わり費用はやや高め
- キャンペーンで工賃無料のこともある
中古ショップでは、
「+○○円で16GBに増設」
「SSD換装込みで納品」
といったメニューが用意されていることも多く、初心者には非常におすすめです。
増設済み/増設オプション対応の在庫を探すならこちら
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SSD交換・増設はできる?注意点まとめ【HP ProBook 450 G9】

HP ProBook 450 G9は、SSDの交換・大容量化が可能なモデルです。ストレージ不足を感じたら、あとからSSDを載せ替えて長く使い続けられるのが大きな魅力です。
ここでは、交換前に知っておきたいポイントと、実際に使いやすいおすすめパーツをまとめます。
※ストレージ構成の概要は、上の「ストレージ構成(SSD)」セクションで解説しています。
クローン化って何?
クローン化とは、現在のSSD(またはHDD)の中身を丸ごと新しいSSDにコピーすることです。
- Windowsの設定
- インストール済みアプリ
- 写真や書類などのデータ
をそのままコピーできるため、初期設定や再インストールをやり直す必要がありません。
イメージとしては「今の環境のまま、容量だけ増やす引っ越し」です。
クローン化の流れ(超ざっくり3ステップ)
- ① 新しいSSDを外付けケースに入れてPCに接続
- ② クローンソフトで「旧SSD → 新SSD」にコピー
- ③ 本体を開けてSSDを入れ替える
再起動すれば、今までの環境のまま容量だけ増えたPCとして使い続けられます。
おすすめNVMe SSD(1TB / 2TB)
容量不足が気になる人は、以下のようなNVMe SSDに載せ替えるのがおすすめです。
NVMe SSD 1TB(性能重視で速さもこだわりたい人向け)
NVMe SSD 2TB(写真・動画編集など大容量用途に)
- ※HP ProBook 450 G9はNVMe SSD対応ですが、個体差があるため、購入ページの仕様も併せてご確認ください。可能であれば「M.2 NVMe(PCIe)」対応と明記された機種を選ぶと安心です。
クローンソフト
多くの場合、SSDメーカーが無料で提供している純正クローンソフトで十分です。
- Samsung SSD → Samsung Data Migration
- Crucial SSD → Acronis True Image for Crucial
別途有料ソフトを購入しなくても、メーカー純正で完結するケースがほとんどです。
外付けSSDケース(クローン化に便利)
新しいSSDを接続するためには、NVMe SSD用の外付けケースがあると便利です。
クローン化後は、取り外したSSDをポータブルSSDとして再利用できるので無駄になりません。
ヒートシンク(発熱対策)
NVMe SSDは高速な分だけ発熱しやすいため、ヒートシンク付きモデルや後付けヒートシンクを装着すると安心です。
USB-C充電は対応している?結論と注意点
結論から言うと、HP ProBook 450 G9は“USB-C充電できる個体もあれば、できない個体もある”モデルです。(特に中古では構成違いが混在しているため、商品ページかショップへの問い合わせで事前確認が必須です。)
同じ「450 G9」でも、搭載されているUSB-Cポートの仕様が異なるため、全台が充電に対応しているわけではありません。
そのため、
✔ USB-C充電を前提に購入したい人
→ 必ず対応モデルかどうかを確認する必要があります。
ここでは「できる場合/できない場合」や、ACアダプタとの違い、推奨W数について整理します。
充電できる場合 / できない場合
USB-Cポートにはいくつかの役割があります。
- データ通信のみ
- 映像出力(DisplayPort Alt Mode)対応
- Power Delivery(USB-C充電)対応
ProBook 450 G9では、
- Power Delivery対応モデル → USB-C充電が可能
- 非対応モデル → 充電は不可(純正丸型端子のみ)
となります。
同じ450 G9でも、構成・SKU違いで仕様が変わるため、
- 商品ページの仕様欄を確認
- 「Power Delivery」「USB-C charging」等の記載を見る
- 不明な場合はショップに問い合わせる
この3つをセットで行うのが確実です。
純正ACアダプタとの違い
USB-C充電に対応している個体でも、
🔋 純正の丸型ACアダプタは常に使用可能
です。
違いとしては、
- 純正AC
→ 最大性能を安定供給/高負荷作業向け - USB-C充電
→ 持ち運びやすい充電器が使える/汎用性が高い
というイメージです。
一方でUSB-C充電には注意点があります。
- 充電速度が遅い場合がある
- 低出力充電器ではバッテリーが増えないこともある
- 高負荷時に「電力が不足しています」と表示される場合あり
👉 常にフル性能で使うなら純正AC、外出先ではUSB-C
という併用が現実的です。
PD 65W / 100W の話(どれを選べばいい?)
USB-C充電はPower Delivery(PD)という規格で動作します。
一般的な目安は次のとおりです。
- 65W充電器
→ 事務作業中心ならほぼ問題なし - 100W充電器
→ 高負荷作業や余裕を持たせたい人向け
逆に、
- 45W以下の充電器
→ 充電が極端に遅い/警告が出る可能性あり
→ 実用性は低め
となります。
🔍 迷ったら「65W以上」を選ぶと失敗しません。
おすすめUSB-C充電器(65W / 100Wクラス)
実際に使うUSB-C充電器は、「65W以上」かつ「PD対応(USB Power Delivery)」のものを選ぶのがおすすめです。ノートPC用としては、次のようなタイプが使いやすいです。
- 65W:事務作業中心・持ち歩き用に最適
- 100W:動画編集や高負荷作業が多い人向け
- マルチポートタイプ:ノートPC+スマホをまとめて充電したい人向け
以下のようなUSB-C充電器を選べば、「自宅は純正AC+USB-C」「外出先はUSB-Cのみ」といった使い分けがしやすくなります。
65Wクラス(持ち歩き用におすすめ)
ノートPC+スマホ程度であれば、65WクラスのPD充電器で十分です。カフェ作業や出張時の「純正ACの代わり」として使いやすい出力です。
100Wクラス(余裕を持たせたい人向け)
自宅メインで使う人や、「常に余裕を持った電力で使いたい」場合は、100WクラスのPD充電器が安心です。高負荷作業中でも「電力が不足しています」といった警告が出にくくなります。
※USB-C充電を利用する場合でも、「公式でUSB-C充電対応と明記されている個体かどうか」は必ずご自身でご確認ください。
📌 まとめ
- 450 G9はUSB-C充電“対応モデルもある”
- ただし全モデル対応ではないので要確認
- 純正ACは常に使用可能で最も安定
- PDは65W以上が現実的な選択肢
中古で買うならここを必ずチェック
HP ProBook 450 G9は、中古市場でも出回りやすい“法人向けノート”です。
そのぶん当たり外れも大きく、チェックポイントを知らないと、安いけれど使いにくい1台をつかんでしまうリスクもあります。
ここでは、450 G9を中古で買うときに必ず確認しておきたいポイントを整理します。
バッテリー劣化
まず重要なのがバッテリーの状態です。
- 法人リース落ち品は、ほぼ毎日充電しながら使われている
- 年数が経っている個体ほど、バッテリー劣化は避けられない
という前提があります。
中古ショップによっては、
- 「バッテリー80%以上」
- 「バッテリー保証なし」
など、基準や書き方が違います。
✔「バッテリー状態を明記しているか」
✔「劣化していた場合の対応が書いてあるか」
この2点を確認しておくと、“AC接続前提でしか使えないPC”を避けやすくなります。
キーボード配列(US / 日本語)
次に見落としやすいのがキーボード配列です。
HP ProBookシリーズは、
- 日本語配列(JIS)
- 英語配列(US)
両方存在します。
見た目が似ていても、
- エンターキーの形
- 記号キーの位置
- 半角/全角キーの有無
が異なるため、慣れていない配列を買うとストレスが非常に大きいです。
写真でしっかり確認しつつ、
「US配列」「日本語キーボード」など表記があるか
実物写真がキーボード全体まで写っているか
をチェックしておきましょう。
ACアダプタの有無
意外と見落としがちなのがACアダプタの有無です。
- 純正ACアダプタ付き
- 汎用互換アダプタ付き
- 「本体のみ(AC別売)」
といった表記の違いがあります。
純正ACアダプタがついていない場合、
- 別途購入が必要(数千円〜)
- 規格が合わない安価アダプタを買うとトラブルの元
となるので、結果として割高になることも多いです。
「ACアダプタ:付属」
「メーカー純正」
といった表記があると安心度が上がります。
傷・ヘコミの状態
中古PCは、外観コンディションによって満足度が大きく変わります。
- Aランク:小キズ程度で全体的にきれい
- Bランク:使用感あり・キズ・テカリあり
- Cランク:目立つキズ・ヘコミ・画面ムラなど
など、ショップごとにランク表記がありますが、
写真付きで「実機に近いイメージ」が分かるかどうかが重要です。
特にチェックしたいのは、
- パームレストのテカリ
- 天板の大きなキズ
- 角のヘコミ
あたりです。
✔「多少の使用感は気にしないのか」
✔「できるだけキレイな個体を長く使いたいのか」
自分の許容ラインを決めたうえで、ランクと価格を見比べるのがコツです。
法人リース落ちの傾向を知っておく
HP ProBook 450 G9は、法人リースアップ品が多いモデルです。
メリット:
- 使用環境が比較的きれい(オフィス利用)
- 定期的なメンテナンスを受けているケースが多い
- 同型番が大量に出回るため、価格がこなれやすい
一方で、
- 同じ年式・同じ使われ方をしているため、劣化のタイミングも似やすい
- バッテリーやキーボードに「同じような疲れ」が出ている場合がある
という特徴もあります。
だからこそ、
「バッテリー状態・キーボード状態・保証」をしっかり書いているショップを選ぶ
ことが、中古ProBook 450 G9を**“当たり個体”にするかどうかの分かれ目**になります。
どのショップで買うかも重要(PC WRAP / クオリット)
ここまでのチェックポイントは、最終的に「どのショップで買うか」に直結します。
- バッテリー基準や検査内容をしっかり公開している
- キーボード配列・傷の状態を写真付きで明記している
- 初期不良対応・保証が分かりやすい
といった点で見ると、
- ⭐ PC WRAP(保証・検査基準が明快)
- ⭐ クオリット(ランク表記と価格バランスが良い)
といったショップは、ProBook 450 G9のような法人落ちモデルとの相性が良いと感じます。
👉 下のリンクから、それぞれのショップで「HP ProBook 450 G9」の在庫・価格をチェックしてみてください。
PC WRAP本店でHP ProBook 450の在庫をチェックする
👉 HP ProBook 450 G9の在庫をPC WRAPで見る ![]()
クオリットでHP ProBook 450の在庫をチェックする
👉 HP ProBook 450 G9の在庫をクオリットで見る ![]()
楽天ポイント重視の人はこちら
👉 HP ProBook 450 G9を楽天で探す
Amazonで購入する場合はこちら
👉ProBook 450 G9をAmazonで探す
HP ProBook 450 G9のよくあるトラブルQ&A
HP ProBook 450 G9は比較的トラブルの少ないビジネスPCですが、中古・長期利用では不具合相談が多いのも事実です。
ここでは検索されやすい代表的なトラブルと、まず試したい対処法をまとめました。
Q1:HP ProBook 450 G9の電源が入らない/まったく反応しない
まずは次の順番で切り分けます。
① ACアダプタを接続して起動するか確認
- バッテリーが完全放電している可能性あり
- 別コンセント・別電源タップでも試す
② 完全放電リセットを試す
- ACアダプタを外す
- バッテリーを内蔵のまま電源ボタンを30秒長押し
- その後、ACをつないで電源ボタンを押す
③ 充電ランプが点灯するか確認
- 充電ランプなし → AC/ジャック/基板の可能性
- ランプ点灯するのに起動しない → メモリ/内部部品の可能性
👉 それでも起動しない場合
→ 自力分解はおすすめしません。
中古保証がある場合は、ショップ相談が最優先です。
Q2:HP ProBook 450 G9のタッチパッド(クリックパッド)が効かない
まずは設定で無効化されていないかを確認します。
- 「設定」→「デバイス」→「タッチパッド」
- 無効になっていないかチェック
次に試すこと:
- 外付けマウスを外す
- 再起動する
- BIOSでタッチパッドが有効か確認
キーボードショートカット(例:Fn+Fキー)で
誤ってOFFにしているケースが非常に多いです。
👉 それでも動作しない場合
- Windows Update
- HP公式ドライバの再インストール
を試し、それでも改善しなければハード不良の可能性があります。
Q3:HP ProBook 450 G9のBIOS起動キーはどれ?
HP ProBook 450 G9のBIOS起動キーは次の通りです。
- 電源ON直後に「Esc」キー → メニュー表示
- そこから「F10」キー → BIOS設定に入る
ブートメニュー単体は:
- F9
を連打することで表示できます。
👉 ロゴが出た瞬間に連打するのがコツです。
Q4:HP ProBook 450 G9のキーボードの反応が悪い/キーが効かない
まずはソフト側の問題かどうかを切り分けます。
- 再起動して改善するか
- BIOS画面でも反応しないか → ハード側の可能性大
よくある原因は:
- 飲み物や埃の混入
- 長期使用による接点不良
- JIS/US配列の設定ミスマッチ
→ 配列設定が日本語/英語と実物で合っているか要確認
一部キーのみ反応しない場合は、
👉 キーボードユニット交換が最も現実的な解決策
になります。
中古の場合、
- すでに接点不良が進行している
- 交換歴がある個体もある
ため、保証があるショップで購入するメリットが大きい部分です。
🔍まとめ:自己分解は無理せず「保証を使う」が正解
- 電源・入力系のトラブルは自力分解すると保証対象外になることが多い
- 中古で購入した場合は、まず購入ショップに相談
- PC WRAPやクオリットのように
保証・初期不良対応が明確なショップを選ぶと安心
まとめ|450 G9は“今の中古市場で一番おいしいポイント”
HP ProBook 450 G9は、ここまで見てきたとおり、「性能」「価格」「拡張性」「安心感」のバランスが非常に良い世代です。
G8より新しく、G10より手頃で、今の中古市場のなかでも“ちょうどおいしいゾーン”にいる1台と言えます。
12th Genの完成度
第12世代Core(Alder Lake)は、
- 11世代から大きく進化
- 13世代との体感差はそこまで大きくない
という“おいしい世代”です。
ブラウザ・Office・オンライン会議・軽い画像編集など、
一般的なビジネス用途なら十二分に余裕があり、数年単位で現役として使える完成度があります。
価格帯
中古市場では、
- G8:かなり安いが性能も一世代前
- G10:新しいが価格がまだ高め
- G9:性能は新しめ+価格がこなれてきている
という構図になりやすく、
💰「コスパだけで選ぶならG9」が結論
になりやすい世代です。
増設余地(あとから育てられる1台)
HP ProBook 450 G9は、
- メモリ:スロット式で増設可能(最大32GBクラス)
- SSD:NVMe SSDの交換・大容量化がしやすい
といった拡張のしやすさも魅力です。
最初は8GB/256GB構成でも、
「必要になったらメモリを16GBに」
「SSDを1TBに」
といった“あとから育てる運用”ができるため、
中古でも長く付き合える1台になってくれます。
保証つき中古の安心
中古PCは、
- 価格は魅力的
- でも「すぐ壊れたらどうしよう」という不安もある
というのが正直なところです。
その点、
- バッテリー基準や検査内容を公開している
- 初期不良対応・保証期間がはっきりしている
といったショップ側の情報開示がしっかりしているお店を選べば、
中古でもかなり安心してProBook 450 G9を選べます。
最後に:450 G9を探すなら
HP ProBook 450 G9は、
✔ 12世代CPUの完成度
✔ こなれてきた中古価格
✔ メモリ・SSDの増設余地
✔ 保証つき中古を選べる安心感
という4点がそろった、“今の中古市場で一番おいしいポイント”にいるモデルです。
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楽天ポイント重視の人はこちら
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Amazonで購入する場合はこちら
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※リンク先では「450シリーズ」全体が表示されます。
購入時は必ず「G9」と書かれているモデルを選んでください。
HP ProBookシリーズで他のモデルも検討している方はこちら。
👉HP ProBook 450 G5の詳しい解説
👉HP ProBook 450シリーズまとめ(世代比較)
