HP 250R G9は、15.6型ディスプレイとテンキーを搭載したビジネス向けノートパソコンです。
今回、Core i3-1315U・メモリ16GB・SSD 256GBを搭載したHP 250R G9の実機を確認しました。
この記事では、HP 250R G9の発売日やスペック、HP 250 G9との違いに加えて、ディスプレイ、キーボード、端子などを実機写真付きで紹介します。
また、Speedometer 3.1とWebXPRT 5を使ったベンチマーク結果や、実際に確認してわかったメリット・デメリット、購入時の注意点についてもまとめています。
HP 250R G9の購入を検討している方や、HP 250 G9との違いが気になっている方は参考にしてください。
HP 250R G9の発売日
HP 250R G9の発売時期は、2024年6月です。
日本HPが公開している「環境配慮型製品情報」には、HP 250R G9の発売時期として「2024年6月」と記載されています。
HP 250R G9は、15.6インチディスプレイを搭載した法人向けのエントリーノートPCです。日本HPでは現在も販売されており、第13世代Intel Coreプロセッサーを搭載したモデルのほか、Core 3 100UやCore 5 120Uを搭載した構成も用意されています。
2024年発売の比較的新しいモデルのため、現時点では中古専門店での流通量はそれほど多くありません。
HP 250R G9のスペック・仕様

HP 250R G9は、15.6インチのフルHDディスプレイを搭載したビジネス向けノートパソコンです。
日本HPでは複数の構成が販売されており、CPUやメモリ、SSD容量などはモデルによって異なります。
今回レビューしたHP 250R G9のスペック
今回確認した実機のスペックは以下のとおりです。
| 項目 | 今回確認した実機 |
|---|---|
| 機種名 | HP 250R 15.6 inch G9 Notebook PC |
| CPU | Intel Core i3-1315U |
| メモリ | 16GB |
| メモリ速度 | 3200MT/秒 |
| ストレージ | 256GB SSD |
| Windows上の表示容量 | 約238GB |
| グラフィックス | Intel UHD Graphics |
| ディスプレイ | 15.6インチ |
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) |
| タッチ・ペン操作 | 非対応 |
| OS | Windows 11 Pro 64ビット |
今回の実機は、第13世代Intel Core i3-1315U、メモリ16GB、SSD 256GBという構成です。
Core i3モデルですが、メモリを16GB搭載しているため、Web閲覧やWord、Excel、オンライン会議など一般的な用途で使いやすい構成です。
HP 250R G9には複数の構成がある
HP 250R G9は、すべてが同じスペックではありません。
日本HPでは、第13世代Core i3-1315Uを搭載したモデルのほか、Core i5-1335U、Core i5-1345U、Core 3 100U、Core 5 120Uなどを搭載したモデルが確認できます。メモリも8GBまたは16GB、SSDも256GBや512GBなど複数の構成があります。
そのため、HP 250R G9を購入するときは、機種名だけで判断せず、CPU・メモリ容量・SSD容量・OSなどを確認することが重要です。
特に中古品では、同じ「HP 250R G9」という名称でもスペックが大きく異なる可能性があります。
HP 250R G9とHP 250 G9の違い
HP 250R G9とよく似た名前のモデルに「HP 250 G9」があります。
名前だけを見るとほとんど同じですが、HP公式ではHP 250 G9とHP 250R G9は別の製品として掲載されています。
主な違いを比較すると以下のようになります。
| 比較項目 | HP 250R G9 | HP 250 G9 |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2024年6月 | 250R G9より前のモデル |
| CPU | 第13世代Core i3/i5、Core 3 100U、Core 5 120Uなど | 第12世代Core i5など |
| ディスプレイ | 15.6インチ・フルHD | 15.6インチ |
| 本体重量 | 約1.75kg~ | 約1.74kg~ |
| テンキー | あり | あり |
| 有線LAN | あり | あり |
| HDMI | あり | あり |
| USB Type-C | あり | あり |
| 現在の位置づけ | 販売中 | 2024年7月30日に販売終了 |
HP 250 G9は、第12世代Intel Core i5を搭載可能な15.6インチのエントリーノートPCで、2024年7月30日に販売を終了しています。
一方、HP 250R G9には第13世代Core i3・Core i5を搭載したモデルや、Core 3 100U、Core 5 120Uを搭載したモデルがあります。
画面サイズやテンキー、有線LAN、HDMI、USB Type-Cなど、基本的な構成には共通する部分も多いため、外観や製品名だけでは違いが分かりにくいモデルです。
大きな違いとしては、HP 250R G9のほうが後から登場したモデルで、より新しい世代のCPUを搭載した構成が用意されていることが挙げられます。
なお、「250R」のRが何を意味するのかについては、日本HPの公式ページでは明確な説明を確認できませんでした。そのため、「Rは○○の略」といった説明はせず、HP 250 G9とは別モデルとして考えるのがよいでしょう。
HP 250R G9を実機レビュー
ここからは、HP 250R G9の実機を使って、ディスプレイやキーボード、端子などを確認していきます。
今回レビューしたのは、第13世代Intel Core i3-1315U、メモリ16GB、SSD 256GBを搭載したモデルです。

15.6型フルHDディスプレイ

今回確認した実機のディスプレイ解像度は、1920×1080のフルHDでした。
15.6型の画面は、Webページや資料を大きく表示しやすく、WordやExcelなどを使った作業にも向いています。画面の拡大率は、Windowsの推奨設定である125%に設定されていました。
タッチ操作とペン入力には対応していません。持ち運びを最優先する小型モバイルノートというより、デスクなどで広めの画面を使って作業したい人に向いたノートパソコンです。
テンキー付き日本語キーボード

HP 250R G9は、日本語キーボードの右側に独立したテンキーを搭載しています。
文字入力だけでなく、Excelへの数値入力や会計作業など、数字を頻繁に入力する用途にも使いやすい配列です。15.6型の横幅を活かし、文字キーとテンキーの両方が収められています。

テンキーには数字キーのほか、四則演算キー、Num Lockキー、Enterキーなどが配置されています。数字をまとめて入力する人にとっては、テンキーのないモバイルノートより扱いやすい点です。
HP 250R G9の左側面の端子

HP 250R G9の左側面には、有線LAN端子、HDMI端子、USB Type-C端子などが配置されています。
有線LAN端子があるため、Wi-FiだけでなくLANケーブルによる接続も可能です。HDMI端子を使えば、外部ディスプレイやプロジェクターにも接続できます。
USB Type-C端子も搭載しているため、USB Type-C対応の周辺機器を接続できます。
HP 250R G9の右側面の端子

右側面には、USB Type-A端子が2基と電源端子が配置されています。
マウスやUSBメモリなど、従来型のUSB機器を複数接続できます。
HP 250R G9は、有線LAN、HDMI、USB Type-C、USB Type-Aを本体に搭載しているため、用途によっては変換アダプターやUSBハブを使わずに周辺機器を接続できます。
HP 250R G9の性能をベンチマークで確認
今回の実機では、ソフトをインストールせずにブラウザ上で実行できるSpeedometer 3.1とWebXPRT 5を測定しました。
測定した実機は、Core i3-1315U、メモリ16GB、SSD 256GBの構成です。
| ベンチマーク | 実測結果 |
|---|---|
| Speedometer 3.1 | 25.7 ±1.5 |
| WebXPRT 5 | 86 |
| 使用ブラウザ | Google Chrome |
| 測定条件 | 電源接続・ほかのアプリを閉じて実行 |
Speedometer 3.1の結果

Google ChromeでSpeedometer 3.1を実行した結果は、25.7 ±1.5でした。
Speedometer 3.1は、ブラウザ上で動くWebアプリの応答性を測るベンチマークです。Webページの閲覧やブラウザを使った作業に関する性能を確認する参考値として掲載しています。
ベンチマークの結果は、使用するブラウザや電源設定、バックグラウンドで動作しているアプリなどによって変わります。今回の数値は、Core i3-1315U、メモリ16GB、SSD 256GBを搭載したHP 250R G9で測定した参考値です。
WebXPRT 5の結果
WebXPRT 5を実行した結果、総合スコアは86でした。
WebXPRT 5は、写真加工や文書処理、AIを利用した画像分類や背景ぼかしなど、ブラウザ上の複数の処理を実行して性能を測定するベンチマークです。
今回の数値は、Core i3-1315U、メモリ16GB、SSD 256GBを搭載したHP 250R G9で測定した参考値です。
Speedometer 3.1と同様に、WebXPRT 5の結果も使用環境によって変わります。そのため、総合スコア86だけを見て「高速」「高性能」と断定するのではなく、ほかのパソコンと性能を比較するときの参考値として見るとよいでしょう。
HPのほかの法人向けノートPCも比較する
HP 250R G9以外にも、HPにはビジネス用途に向いたノートパソコンがあります。
同じ15.6型で、より上位の法人向けモデルを比較したい場合は、HP ProBook 450 G10も候補です。
少し前の世代を中古で探すなら、HP ProBook 450 G9も比較しやすいモデルです。
HPの中古ノートパソコンを幅広く比較したい方は、中古HP ProBookの選び方も参考にしてください。
さらに価格を抑えた旧世代の15.6型ノートを探している場合は、HP 250 G7も選択肢になります。
HP 250R G9はどこで買える?
HP 250R G9は比較的新しい機種のため、現時点では中古PC専門店での在庫はまだ多くありません。
購入する場合は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで在庫を確認すると探しやすいです。
販売されているHP 250R G9は、CPUやメモリ容量、SSD容量などの構成が異なる場合があります。価格だけでなく、CPU・メモリ・SSD容量・Windowsのエディションなどを確認してから選ぶようにしてください。
特に中古品やアウトレット品を選ぶ場合は、商品の状態や付属品、保証内容もあわせて確認しておくと安心です。
HP 250R G9を使ってわかったメリット
- 15.6型の大きな画面で作業しやすい
- テンキー付きで数字を入力しやすい
- 有線LAN・HDMI・USB Type-Cなど端子が揃っている
- 今回の16GBモデルなら一般用途に使いやすい
HP 250R G9を実際に確認して、まず使いやすいと感じたのが15.6型の大きな画面です。
Webページや資料を大きく表示しやすく、WordやExcelなどを使った作業にも向いています。13型や14型のモバイルノートと比べると本体は大きくなりますが、持ち運びよりも作業のしやすさを重視する人には使いやすいサイズです。
また、キーボードには独立したテンキーがあります。Excelへの数値入力や会計作業など、数字を入力する機会が多い人には便利です。
端子が揃っている点もメリットです。有線LAN、HDMI、USB Type-C、USB Type-Aを本体に搭載しているため、LANケーブルや外部ディスプレイ、USB機器などを接続しやすくなっています。
今回レビューしたモデルは、Core i3-1315U、メモリ16GB、SSD 256GBという構成でした。Web閲覧や文書作成、表計算、オンライン会議などの一般的な用途で使いやすいスペックです。
HP 250R G9のデメリット・気になる点
- 15.6型なのでモバイル用途には大きめ
- タッチ操作・ペン入力には対応していない
- 構成違いが多いため購入時にスペック確認が必要
HP 250R G9は15.6型ディスプレイを搭載しているため、画面が大きく作業しやすい一方で、毎日の持ち運びを重視する人にはやや大きめです。
自宅や職場で据え置きに近い使い方をする場合には問題ありませんが、通勤や出張で頻繁に持ち歩くのであれば、13型や14型のモバイルノートも比較したほうがよいでしょう。
また、今回確認した実機はタッチ操作とペン入力には対応していません。通常のノートパソコンとしてキーボードやマウスを使うのであれば問題ありませんが、画面を直接操作したい人には向いていません。
もう一つ注意したいのが、HP 250R G9には複数の構成があることです。同じHP 250R G9でも、CPUやメモリ容量、SSD容量、Windowsのエディションなどが異なる場合があります。
購入するときは「HP 250R G9」という機種名だけで判断せず、CPU・メモリ・SSD容量などのスペックを確認してから選ぶことが重要です。
HP 250R G9がおすすめな人
HP 250R G9は、次のような人におすすめです。
- 15.6型の大きな画面で作業したい人
- Excelなどで数字を入力する機会が多く、テンキーが必要な人
- 有線LANやHDMIなどの端子を本体に搭載したパソコンがほしい人
- Web閲覧、Word、Excel、オンライン会議など一般的な用途で使いたい人
- 持ち運びやすさよりも、画面の大きさや使いやすさを重視する人
特に、仕事や学習用としてデスクで使うことが多く、大きめの画面とテンキーの両方がほしい人には使いやすいモデルです。
一方で、毎日の通勤や出張などで頻繁に持ち歩くことを重視する場合は、13型や14型のモバイルノートも比較するとよいでしょう。
HP 250R G9に関するよくある質問
HP 250R G9について、購入前に気になりやすいポイントをまとめました。
- QHP 250R G9はいつ発売されたモデルですか?
- A
HP 250R G9は2024年6月に発売されたモデルです。比較的新しい機種のため、現時点では中古PC専門店での流通量はまだそれほど多くありません。
- QHP 250R G9とHP 250 G9の違いは何ですか?
- A
HP公式では、HP 250R G9とHP 250 G9は別の製品として扱われています。HP 250R G9のほうが後から登場したモデルで、第13世代Intel Coreなど、より新しいCPUを搭載した構成があります。なお、「R」が何を意味するのかについては、HP公式では明確に説明されていません。
- QHP 250R G9はWindows 11に対応していますか?
- A
今回レビューした実機にはWindows 11 Pro 64ビットが搭載されていました。販売されているモデルによってOSのエディションなどが異なる可能性があるため、購入前に販売ページの仕様を確認してください。
- QHP 250R G9にはテンキーがありますか?
- A
はい。今回確認したHP 250R G9には、日本語キーボードの右側に独立したテンキーが搭載されています。Excelへの数値入力や会計作業など、数字を頻繁に入力する用途にも使いやすいです。
- QHP 250R G9を購入するときに確認するポイントは?
- A
HP 250R G9には複数の構成があるため、CPU、メモリ容量、SSD容量、Windowsのエディションなどを確認してください。中古品の場合は、商品の状態や付属品、保証内容もあわせて確認するとよいでしょう。
まとめ|HP 250R G9を実機レビューした結果
HP 250R G9を実際に確認したところ、15.6型フルHDディスプレイ、テンキー、有線LAN、HDMI、USB Type-C、USB Type-Aなどを備えた、実用性を重視したノートパソコンでした。
今回レビューしたモデルは、Core i3-1315U、メモリ16GB、SSD 256GBの構成です。Web閲覧やWord、Excel、オンライン会議など、一般的な用途で使いやすいスペックでした。
一方で、15.6型なので持ち運びを最優先する人には大きめです。また、HP 250R G9には複数の構成があるため、購入するときは機種名だけでなくCPUやメモリ、SSD容量などを確認することが重要です。
大きめの画面とテンキーを使って、仕事や学習を中心に使いたい人は候補にしやすいモデルです。
