卒論のテーマが決まらないときに考えるべき3つのポイント

卒論のテーマ3つのポイント 卒論のテーマ

レポートや卒論のテーマが決まらない、どのように選んだらいいかわからないという大学生が多いのではないでしょうか。

ここでは私が実際に学生に指導している卒論のテーマがなかなか決まらないときに考えるべき観点についてお話します。

大きくわけると以下の3つになります。

  • 指導教官のテーマや指導教官が書かれた論文に近いテーマ
  • 自分の興味のあるもの・驚いたこと
  • 就活の面接で語れるもの

大学の教員で卒論指導を毎年行っています。国際誌・学会誌・大学紀要などに100本以上の論文を発表してきました。Language Learning, The Modern Language Journal, Systemなどの国際誌の査読者もやっています。

卒論のテーマが決まらないときに考えるべき3つのポイント

ここでは卒論のテーマが決まらないときに考えるべき3つのポイントということでお話します。

動画でも解説していますので、こちらも参考にしてください。

①指導教官のテーマや指導教官が書かれた論文に近いテーマに選ぶ

指導教官のテーマや指導教官が書かれた論文に近いテーマのメリットは以下の3つです。

  • 手厚い指導を受けられる。
  • 関連論文を紹介してもらえる。先生の書いた論文を先行研究にできる。
  • 書きやすい。(先生が指導しやすい)

デメリットは当たり前のことですが、

  • 面白くない。(人によりけりですが)
  • 指導が細かすぎる。(手厚い指導が受けられるの裏返しです)

②興味のあるもの・驚いたことを卒論やレポートのテーマに選ぶ

レポート・卒論のテーマを自分の興味のあるもの・驚いたことなどにした場合、

メリットはなんといっても

  • 書いてて楽しい。
  • わくわくする

研究というのは本来、知的好奇心を刺激され、楽しくて、わくわくするものです。

私は研究で最も大事なものは、この「わくわくする」気持ちではないかと思っています。

私も研究テーマを考えるとき、「なんか面白そう」と思えるかどうかをいつも考えます。

ところで「わくわくする」「なんか面白そう」というテーマが考えられないという方はこのような観点でいくつか書きだしてみてください。

  • 自分が、日々の生活で、関心をもっている内容でもうちょっと深めたい
  • 自分が、これまで長いあいだ経験してきたことでこれを機にもうちょっと探求したい
      

そのうえで実行可能かどうか考えてみましょう。その際に「書きやすい卒論テーマとは?テーマを狭く絞ると書きやすくなる」を読んでから検討してみてください。

デメリット

  • 先生の指導が行き届かなくなる。
  • 先行研究があまりない可能性がある。

当たり前のことなのですが、先生は万能ではないです。

自分の分野のことはすごく詳しいですが、分野外のことはもちろん素人です。

なので、専門外だと、あまりうるさく指摘してこないか、あるいは、的外れな指導をする可能性があります。

先行研究があればいいですが、ないと書くのはかなり難しくなります。

③就職の面接で語れるもの・アピール欄に書けるものを戦略的に選ぶ

エントリーシートのアピール欄や就職の面接のときに胸を張って「これを研究しました」「これを勉強しました」と言えるものは何だろうという観点で卒論のテーマを考えてみましょう。

たとえば、

  • 自分の受けたい業種に関係のあるものや重要なもの
  • トレンドになっているもの
  • 話題になっている社会問題
  • ニッチな話題で、面接菅の興味を引く(これで成功したゼミ生がかつていました)
  • 2つや3つの掛け合わせ(学際的研究)

大学生活の大きな目標の1つは、やはり就職であると思います。

面接でも大学で何を学んだは必ずといってもいいほど聞かれ、特に、卒論に関しても多くの学生が聞かれます。

卒論は、せっかく莫大な時間を使って書くのですから、戦略を立てて、就職で自信をもって語れるような卒論を書かれたらいいかと思います。

たとえば、観光関係に就職した学生は、外国人観光客などのインバウンド関係について。外資の会社なら、その国についてとか、あるいは、その会社が主に、取引を行っている国についてとか、いろいろ考えられると思いますが、まったく別の分野でも効果はあると思います。

私のゼミの学生が「アメリカの双方向バイリンガル教育」について書いた学生がいたのですが、とうとうとアメリカの移民問題や双方向バイリンガル教育について面接のときに語ってきたそうです。

面接官はとても興味を持って聞いていたそうで、第一志望の銀行に就職しました。

「就活の際にどのように生かしていこう」「どのように面接で話そうか」「アピール欄にこのように書けるな」などと考えながら卒論を書けば少しは真剣に卒論に向き合えるようになるのではないでしょうか。

授業も同様で「今学んでいることをどのように就活に生かしていこう」「どのように面接で話そう」かなどと考えながら授業を受けていると興味のない授業でも興味を持てるようになると思います。

単位を取るためだけ、卒業証書をもらうだけに、「いやいや卒論を書く」「面白くない授業に出る」というのは、ものすごい時間の無駄です。

これらの時間をどう自分にとって役立つように活用できるか、とりあえずは目の前に迫った就活に、この卒論をどのように有効活用できるかを自分なりに考えてみてください。

ところで、今は就職先を紹介してくれ、その受ける企業に合わせた面接対策やエントリーシートの添削などをとても丁寧に無料で行ってくれるところがあります。

就活している学生を見ているとこういったところをあまり知らずに、一人で必死にエントリーシートを送ってもなかなか内定もらえていない学生がいます。

そういった学生に「こういったの利用してみたら」といって紹介するとかなり短期間に内定をもらっています。

大学の就職センターはもちろんですが、無料ですのでこういったところも最大限に利用してください。

まとめ

ここでは卒論のテーマが決まらないときに考えるべき3つのポイントということでお話ししました。

まとめますと以下の3つです。

  • 指導教官のテーマや指導教官が書かれた論文に近いテーマ
  • 自分の興味のあるもの・驚いたこと
  • 就職の面接で語れるもの

これらの3つを掛け合わせてある程度テーマを選んだら、そこからテーマを絞り込んでいきましょう。

テーマの絞り込みについては「書きやすい卒論テーマとは?テーマを狭く絞ると書きやすくなる」を参考にしてください。

なお、具体的なテーマに関しては以下のリンクを参考にしてください。

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